2019/11/07

シカゴ日記 - 6日目

昨年ダンスボックスにレジデンスしていたジェイスンからのお誘いで、Chicago Dancemakers Forumの集まりへ。誰にでも開かれている会ではなく、インビテーションがなければ参加出来ないとのこと。会場はシカゴ現代美術館の中にあるEdlis Neeson Theaterという大きな劇場。今日のプログラムはシカゴを拠点に活動するダンサーと振付家のための集まりで、参加者はそれぞれ新しい作品のためのアイデアや、ちょっとしたパフォーマンスをワークインプログレス的に発表して意見交換をする。朝の10時から15時頃まで昼食を挟んで行われた。私は内容をよく知らずに誘われるがままフラっと飛び込んだので何の用意もせず参加してしまったけれど、自分の作品の映像とか持って行けばよかったなぁと少し後悔。ダンスボックスでも数年前に『ダンサー・振付家お見合い』だったか?名前を忘れてしまったけれど似たような会を開催したのを記憶している。個人的にはこういう場が定期的に開かれているのは良いなと思う反面、関西で今こういうようなことやって来る人いるんかなぁなんて漠然と思ったりもした。今日のフォーラムも予定されていた参加者のキャンセルが相次いだり、人を集めるのが大変みたいだったけれど・・・。
Chicago Dancemakers Forumは他にもラボ・アーティスト・プログラムという活動を行っていて、これに選ばれたアーティストは15,000ドルの助成金とメンターによるサポートを受けることができるとか。




フォーラム終了後、せっかくなので現代美術館を見てから帰ることに。Mika Rottenbergというアーティストの映像作品とインスタレーションが面白かった。主に女性の労働をテーマにした作品をつくっている人らしい。特に中国の養殖真珠とプラスチック製品を扱った映像はリアルとフィクションが織り混ざって見応えがあり、長かったけれど最初から最後まで全然飽きなかった。

美術館を出たあと一旦家に帰り、Uberに乗ってChicago Asian American Jazz Festivalへ。Uberのライドシェア(相乗り)を初めて使ってみた。日本でもこういったサービスあるのかな?普段タクシーに乗る機会が滅多にないので分からない。Trio WAZ(ラジオインタビューに一緒に出演した青木先生がコントラバス担当)とPurple Gumsというコンテンポラリージャズバンドの対バン。楽しかった!




2019年11月2日