2017/03/03

2017年3月2日

人の踊りに口を出してばかりの日々、こうして自分の踊りは死にゆくのか。いやこの手で殺そうとしているのか。どこかに答えがないだろうかと、これまで何度かやりとりした文章を読み漁った。月日が経ち今ならと思っても、やっぱりいつでも摑みどころがなくてつるりと逃げられてしまう。返事が来ることなんてありえないのに、新しいメールをまた作りそうになってしまった。こんなときどうしたらいいか、いちばん聞いてみたい人はもうそこにいない。そこにいたとしても聞けないし聞かないだろうから同じことか。ダンスはきっと滅びるのだ。ずっと、誰もがヒーローや救世主を望んでいる。ダンサーという職業が機械のものになって仕舞えばいい。そしたらやっと呪いが解けるような気がする。そしたら私はダンスを捨てることができる。明日の朝、歯医者へ。もうすぐ銀を飼う。迎える準備がいろいろと必要なのだそう。