2015/10/24

鉄道芸術祭vol.5 ホンマタカシプロデュース「もうひとつの電車 ~alternative train~」

ご縁があり、出展作家であるファッションブランドPUGMENTさんの映像作品に出ています。
おもしろいお洋服着ました。どんな映像になったんだろう??
展示はもちろん関連イベントもたくさんあってすごく楽しそうです。ぜひぜひお立ち寄りください。

<会期>
10月24日(土)~12月26日(土)12:00〜19:00(12月13~25日は、21:00 まで開館延長)
*月曜休館(11月23日開館、11月24日休館)
*入場無料(一部有料イベント)
*11月11日と別プログラム開催時は展示がご覧いただけません。
詳しくはお問い合わせ下さい。

<参加アーティスト>
ホンマタカシ
黒田益朗、小山友也、NAZE、PUGMENT、蓮沼執太、マティアス・ヴェルムカ&ミーシャ・ラインカウフ

<会場>
アートエリアB1
〒530-0005 大阪市北区中之島1-1-1
京阪電車なにわ橋駅 地下1階

▼イベント情報
http://artarea-b1.jp/archive/2015/1226796.php
▼PUGMENTウェブサイト
http://www.pugment.com/

2015/10/23

2015年10月23日

駅前で年配の方が5人ほど、原発と安保法案反対の署名活動をしていた。私はその横でいつも通りティッシュを配っていたのだが、しばらくするとマイクで演説をしていたおじさんがおもむろにエレキギターを抱えて、歌いだした。「きみがやめれば~しあわせさ~」というような歌詞だったか、今の政権を批判する内容の歌だった。自分で作詞作曲したのだろう、キヨシローっぽいメロディーに乗せてロックに歌いあげていた。周りにいたメンバーのおじさんおばさんは、片手に署名の紙を持って、もう一方の手でタンバリンを叩いていた。「おれは!!」パパン「平和を!!」パパパンといった感じで。今までチラシやティッシュを配りながらいろんな形の活動を見てきたが、今日のはなかなかにインパクトがあった。まぁなんていうか、自分らとやってることは変わらないんだなと漠然と思った。ちなみに署名はしなかった。

2015/10/22

2015年10月21日

いま私は顔面にパックをつけたままこのブログを書いている。夕飯に使った食器を洗うのと、洗濯物はついさっき終わらせた。ここまで書いて、冷凍のご飯が切れたからと5合いっきに炊いた炊飯器がピーと鳴ったので、もうなにも待つものはなくなった。家や自分の面倒を見ることとか、お金をかせぐこととか、そういった日々の暮らしのことを大事にしているとダンスのことを考える隙がない。ダンスに夢中になっていると、日々のことなんて考えようとも思わない。部屋は荒れ果てて、顔は枯れ果てて、身体はたくましくなるけど食べることがおろそかになっているのでプラマイゼロだ。それでブログを書いていて思うのは、この行為は日々の暮らしとダンスの間にあるものだなということ。ここにはダンスに関係のない内容、個人的な感情とかもよく書いているけれど全てあくまでも「中間アヤカ」としての文章として発信されるので、というのも私の本名は中間アヤカでなくこれはダンスをするときの名前であるので、ここにいくら自分の個人的なドキドキとかウルウルとかを書いたってそれは常に宙に浮いているのだと言える。

2015/10/14

2015年10月14日

いま新長田というところに住んでいて、この夏で3年が過ぎた。私はここが好きだ。JR新長田駅の南側の出口のところに、いつも警備員のおっちゃんが立っている。おっちゃんは邪魔な場所にとめてある自転車を動かしたり、通り過ぎる人びとと話をしたりする。私は最近このおっちゃんの陣地でチラシ配りをすることが多い。時期的なものだ。おっちゃんは若いころ空手をやっていたらしい。まぁーおれは体やわらかいからさ、と言っていた。しばらくすると雨がポツポツ降り始めて、駅から出てきたおばちゃんがそのおっちゃんに挨拶した。傘かりてくわぁー、いいよどれにする?とおっちゃんはJRの注意書きの看板の裏から3本ビニール傘を取り出して、ちょっとぼこぼこなやつが2本と、半透明のやつ1本。おばちゃんはぼこぼこの片割れを受け取って、また明日返しに来るわと言いながら去っていった。警備員てのはこんな仕事もあるんだなと、私はおもった

2015/10/12

2015年10月12日

文章を書いては消して、書いては消して。そんな毎日が続いている。新しい作品をつくろうとしているところ。振付家でもないのにさ、って思うでしょう?いや実は誰よりも自分が一番そう思っていて、でも今回やろうとしていることはそういうことでなくて、もちろん責任は背負います。だけど産み出すこととか運んでいくこととかは任せたいと思っている。仕事を与えたいと思っていると言えばよいのか。人となにかをするってのは大変だなあ。任せるというのは案外難しいことなんだと知った。だって自分でぜんぶやりたくなっちゃうんだもん。舞台が続くとダンスから離れたい時期ってのが必ず訪れる。だけどいまは全くそれがなくて、むしろ舞台に立ちたくて仕方がない。なのに年内の出演予定はもうなくって、自分の作品をつくろうとまでしているから人生ってこんなにもうまくいかないもんだと思う。タイミング。はやく新しい作品のことをみんなに話したいな。みんなって誰だろう?分からないけど、こんなのやるんだよ!って自慢したい。

2015/10/02

10月2日

国内ダンス留学@神戸の授業、一般聴講生として岡田利規さんのワークショップを受けた。2日間。実は昨年もTAとして授業記録をとったりということでワークショップに立ち会ってはいたのだけど、参加者として輪に入ることは出来ずじまいでそのことがずっと引っかかっていたのでやっと。結果、いまの自分にとってとても重要な時間だったと感じた。たのしかったな。今朝ミーティングがあり劇場に行ったら岡田さんもいらっしゃって、次につくろうとしている作品のことを少し聞いてもらった。人に話すこと、言葉を使うことで自分の頭の中だけで考えていたことが輪郭を帯びてだんだんと形になっていくもんなんだなーと最近思う。身体ありきとはいっても、やっぱり踊りと言葉っていうのは切り離せない仲にある。舞台上で発話するかしないかというレベルの話ではなくて。今週末、大阪でアコースティックユニットのメリーメルツさんと一緒にステージに立つ。この機会をもらうまで彼らのことは知らなかったのだけど、楽曲を聴かせてもらってどんな感じにしようか悩み中。歌詞のある音楽で踊るのって難しい。実は私の年内の出演はこれが最後なので、ぜひ遊びに来てください。→詳細