2019/11/07

シカゴ日記 - 5日目

スタジオBにて稽古。一昨日、ワークインプログレスのショーを見ておいて良かったなと思う。どのように場を使うかイメージを持ちやすくなった。私が参加するフェスティバルはショーケースの形態なのですべて自分のやりたいようにはなかなか出来ないだろうなと思いつつも、その形態、枠組みをふにゃふにゃにしちゃいたいな〜などと考える。用意された枠にピッタリはまる作品もかっこいいけれど、私の興味はそこにはあんまりない。ていうかそういう作品をつくる能力は残念ながら私には備わっていない(ということにやっとこさ気付けたことで『フリーウェイ・ダンス』が生まれたと思っている)。
シカゴに来て5日目、未だ振付を手に入れられていないので動きをつくってそれを磨くという作業がかなわない。自分の身体のための稽古をする。私の言う「スタジオでの稽古」は即興的に動き続けることを指す。歩くことから始まって、「歩き」という動きの連続をほどいて生まれた新しい動きに繋げて編み直す。そうして身体は動き続けることができる。




2019年11月1日