2017/01/14

2017年1月13日

自分の一番かわいい瞬間を見てもらいたい相手にかぎって、たまたまのひどい有様を見られてしまう。いつもはこんなじゃないんです、と心の中でつぶやきながら。本当はまじまじと穴が開くほどその姿を見たいのに、だんだん変な汗までかいて、目も合わせることができない。踊っているところを見られるのが恥ずかしい。そういう感情が自分にもあるのだと最近知った。人前で踊ることに燃えるタイプなのに、どうも不思議だ。見てもよくわかんないと思います、なんて自分で言ってしまう有様である。専門性が高い感じなんだね、とやさしく頷いてくれるその人をまた少し好きになる。