2017/01/28

2017年1月28日

疲れた。どこかのタイミングで大きなラッキーが起こってくれないとバランスが取れない。生まれてこのかた24年、女として生まれてよかったなんて思ったことはなく、でも女性を守りたいみたいなそういう思想を持ち合わせているわけでもなく、この24年ずうっと男だったらよかったのにと心の中でつぶやく日々である。ただ男になりたいと思う。男が優遇される環境で戦うことを選びがちな性格もその理由かもしれない。男性ダンサーなんてもはや、ソロダンスなんて踊られるともはや、憎たらしくて仕方がない(だからといって女だらけのダンスが好きなわけでもないが)。人と接する職に就いていると、名前も知らないその人に対して、このあと帰り道で階段踏み外して死ねばいいとわりと強い力で願うことが稀にある。名前も知らない人だからわりと強い力で頼むから階段踏み外して死んでくれと、そう願えるのである。私は女である自分を、そうやってときどき守ってあげることがある。