2015/06/28

6月28日

早起きした。今日はいつもと違う場所でティッシュ配布。チラシと違って受け取りがよいので体感時間も早い。何人かの知らない人と話した。「娘の家に行きたいんだけれど、このあたり工事で道が分からなくなっちゃった、2丁目はどっちへ行けばいいかしら?」土地勘どころか生まれて初めて来た場所、私だって分かんないけど、グーグルマップでなんとか調べて教えてあげた。少ししたらそのおばちゃんがおじょうさーーんて私を呼びながら戻ってきて、「道あってたわ、ありがとう」と。お礼を言いたくて引き返してきた、と。他の人にもこうやって教えてあげてね、きっと喜ぶからと手を握って言われた。チラシ配りやってると道を聞かれることがほんとに多くて、案内係じゃないんだけど、と思いながらも分かる範囲ではなるべく教えてあげるように心がけている。のだけど、「時計屋はどこだったかしら?」とそのあと別のおばあちゃんに聞かれて、ちょっとあまりにもアバウトすぎて、すいません、この辺あまり詳しくなくて分かりませんと言ったらものっすごい剣幕でキレられた。分からないってどういうこと?そういうの覚えとかなきゃだめよ、大体ね、いまどきちり紙持ってない人なんかいないんだからそういうの答えられなくて何のためになるの、こんなもんいらないわよと公衆の面前で大声で怒鳴られてティッシュとチラシが入った袋を顔に投げつけられた。これにはなかなかビビった。申し訳ありません、と頭を下げて、心の中ではクソババァ階段踏み外して今すぐ死ねとつぶやいた。というか何回か呪いのように唱えた。帰りの電車の中でちょこっと寝て起きて、あ、そういえばあの義理堅いおばちゃん、他の人にもこうやって教えてあげてねって言ってたなと思い出した。たしかに「○○駅 時計屋」とかで検索すれば少しは情報を与えてあげられたかもしれなかった。そっかー、と反省しかけたけど、投げつけられたときの光景がフラッシュバックしていややっぱクソババァだなとおもってもう一度寝た。