2016/11/30

2016年11月29日

お稽古では全然目立たないフリして、人が見てると自分がいちばん!みたいに踊るんだから、と言われた。昔からそうなんです。私が通っていたバレエ学校の生徒はグラハム派とカニングハム派に分かれていた。この2つのメソッドがコンテの基礎レッスンにあって、どっちが好きかっていうだけの話。ちょっとおしゃれな子はどっちも支持しない隠れフォーサイス派か、マクレガー派(当時、新進気鋭!みたいな感じで流行ってた)だった。スクールパフォーマンスでは学生が自分でダンサーを選び、振り付けた作品を上演できるので、上級生に「お前どっち派?」と聞かれたらどう答えるかで舞台に立てるかどうかが決まる(と思っていた)。ちなみに私の場合、「カニングハム派だけど、本当はバレエがやりたいの。」と答えていたら、ホラーを題材にした身体を床に打ち付けて痛めつける感じのやつと、庭がテーマの全身タイツにトウシューズで逆立ちしたりする作品に選ばれた。